取引先との人間関係に悩んでいました

 

アパレル業で接客販売を始めて3年が経ったころ、上司から任せてもらえる仕事の幅も広くなり、その内容も難しくなってきました。

 

関係する取引先の人数も増えて、その折衝方法に日々試行錯誤を重ねながら、自分なりに仕事の成果を出せるよう努めていました。

 

取引先の意見と、自社の立場としての意見の折り合わせに苦労し、相手の意見を全く潰してしまっては話が成立しないし、かといって相手の意見を聞き入れすぎてしまってもなんのための折衝なのか意味がないのです。

 

仕事としての取引先との人間関係と、一対一の人間として話をする人間関係とのバランスがわからず、とても悩んでいました。

 

取引先との折衝について悩んでいた頃は、もちろん会社の上司に相談もしました。でも返ってくる返事は、当社にとって有利に話が進められるように折衝すること、ということでした。

 

悩みが解決しないまま、ある日の昼食をとっていました。私の会社では、正社員以外にも長期で働いているパートの方や、短期間だけの勤務のアルバイトの方もいます。

 

その日の昼食はたまたま長期で働いているパートの方と一緒でした。

 

普段はあまり相談をしないのですが、その日は相当疲れていて、取引先との関係に悩んでいることを少しだけ相談してみました。

 

すると「取引先との関係ばかりを考えずに、商品のその先にいるお客様のことを考えて話をしてみたら、きっとお互いにとって良い方向に話が進んでいくんじゃない?」と言ってくれました。

 

その通りだと思いました。それからは取引先と折衝する際、お互いの利益ばかりを念頭におくのではなく、お客様のための折衝だというスタンスで話をするようにしたら、快い折衝をすることができるようになりました。

 

現在職場の人間関係で悩んでいる方、その人間関係は仲間同士や上司や部下の関係に限らずに、他の会社の取引先との関係で悩んでいる方もいらっしゃると思います。

 

いずれにせよ、立場の違う人との人間関係の中では、お互いの損得を考えてしまうことが往々としてあると思います。

 

その悩みを解決するためには、まず何よりも誰がお客様なのか、それを考えて話ができているかを振り返ってみてみるといいと思います。いつの間にか保身になっていないか、ということです。

 

それに気付くためには、いつも同じ人と会話をするだけではなく、たまには立場の違う人とも腹を割って話をしてみることをお勧めします。